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2024/1/10 09:13
(2501) サッポロ HD 3D、サッポロHDの筆頭株主に
サッポロ HDは、シンガポールの投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズが筆頭株主となったと発表した。3Dの議決権比率は16.19%となり、1.17ポイント上昇した。3Dは保有目的を「純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。
3Dインベストメントはサッポロの抱える問題点として、サッポロの株価は、2006年以降、競合と比較して大幅にアンダーパフォームし、企業価値の向上に失敗している。最も解決が必要な問題は、グローバルの競合の中で最も低いコア事業(酒類事業・食品飲料事業)の収益性と指摘した。その低収益性は長年放置され、悪化し続けてきたが、その歪な状況は、不動産賃貸収入による経営の甘えに起因すると、指摘している。
新中期経営計画では、不動産事業を「コア」と定義し、経験も競争優位性もないキャピタルゲイン狙いの不動産への純投資を強化する方針としたことは、本来のコア事業の低収益の放置を助長するものと、批判している。
3Dインベストメントはサッポロの抱える問題点として、サッポロの株価は、2006年以降、競合と比較して大幅にアンダーパフォームし、企業価値の向上に失敗している。最も解決が必要な問題は、グローバルの競合の中で最も低いコア事業(酒類事業・食品飲料事業)の収益性と指摘した。その低収益性は長年放置され、悪化し続けてきたが、その歪な状況は、不動産賃貸収入による経営の甘えに起因すると、指摘している。
新中期経営計画では、不動産事業を「コア」と定義し、経験も競争優位性もないキャピタルゲイン狙いの不動産への純投資を強化する方針としたことは、本来のコア事業の低収益の放置を助長するものと、批判している。