注目銘柄
2023/6/6 10:34
(5631) 日本製鋼所 水素エネルギーの貯蔵・輸送に不可欠な水素蓄圧器と水素吸蔵合金タンク
前回は、EVの電池部材「セパレーター」用のフィルムシート装置で世界シェア首位に注目したが、室蘭市で行われていた低圧水素配送システム実証事業で、車載型および定置型タンク設計・製造を担当した経緯があり、水素関連としても注目される。
日本製鋼所は、水素ステーションや水素評価設備向けに高圧水素を貯蔵するための水素蓄圧器や、再生可能エネルギー由来の水素を効率的に貯蔵するための低圧で扱いやすくコンパクトな水素吸蔵合金タンクを開発している。燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーション用の鋼製蓄圧器は、使用可能回数60万回以上という世界最高レベルの耐久性を有した高圧水素容器となっている。水素吸蔵合金タンクは、片手で持ち運べる小型容器から大容量・長期間のエネルギー貯蔵用の定置型タンクまで、様々な用途に対応している。
いずれも水素エネルギーの貯蔵・輸送には不可欠な要素で、日足チャートは赤三兵の買いシグナルを発信している。その前に十字足を連発しており、下値は固まったと見られる。3150円どころの戻り売り圧力が大きそうだが、抜けてしまえば上げ足は軽くなりそうだ。6月1日には、SMBC日興証券が投資評価「1」を継続、目標株価を3800円→4200円に引き上げているが、EVの電池部材フィルムシート装置受注が急増するとしている。
日本製鋼所は、水素ステーションや水素評価設備向けに高圧水素を貯蔵するための水素蓄圧器や、再生可能エネルギー由来の水素を効率的に貯蔵するための低圧で扱いやすくコンパクトな水素吸蔵合金タンクを開発している。燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーション用の鋼製蓄圧器は、使用可能回数60万回以上という世界最高レベルの耐久性を有した高圧水素容器となっている。水素吸蔵合金タンクは、片手で持ち運べる小型容器から大容量・長期間のエネルギー貯蔵用の定置型タンクまで、様々な用途に対応している。
いずれも水素エネルギーの貯蔵・輸送には不可欠な要素で、日足チャートは赤三兵の買いシグナルを発信している。その前に十字足を連発しており、下値は固まったと見られる。3150円どころの戻り売り圧力が大きそうだが、抜けてしまえば上げ足は軽くなりそうだ。6月1日には、SMBC日興証券が投資評価「1」を継続、目標株価を3800円→4200円に引き上げているが、EVの電池部材フィルムシート装置受注が急増するとしている。