日本航空は、2020年11月6日、公募増資などで約1679億円を調達すると発表した。財務体質の早期改善や戦略目標に必要な規模の資金を確保する。発行済み株式総数は約29%増加する見通し。
調達資金は、800億円をCO2排出量削減のために燃費効率に優れた
エアバスA350型航空機の導入資金に、150億円を事業構造変革のため
LCC事業の強化に、50億円を清潔性や
非接触化、モバイル化を推進し、社会的ニーズに対応する資金に、残額を有利子負債の返済資金に充当する。
日本航空の株価は3円安の1843円で推移している。