【台湾列車事故】台湾の特急列車が脱線し、多くの死傷者を出した事故で、特急列車「プユマ号」の製造元はＪＲ東海子会社の日本車輌製造と判明した。列車運転手は「動力が足りない」との連絡を行っており、動力系統の異常が疑われている。事故原因の究明が急がれるが、台湾当局は3日以内の全面復旧を目指すとしている。

当該車両は日本車両が開発した車体傾斜システムを採用したもので、2011年に136両を300億円で受注したもので2014年までに納入されている。昨年大規模なメンテナンスを行っていたようだ。台湾向けには通勤電車296両を440億円で受注するなど、多くの実績がある。設計や製造工程に問題があったかどうかは不明で、業績に影響があるかどうかも不透明。安易な売りは控えたい。