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2017/8/2 15:06
(2914) JT 為替レートの見直しや医薬事業の増収で上方修正
通期営業利益5600億円→5650億円に上方修正。海外タバコ事業で為替レートを見直したことや医薬事業の上方修正で増収増益。1-6月売上は2.9%減の1兆0453億円、営業利益は9.2%減の3132億円、純利益は8.7%減の2256億円となった。通期売上予想は1.6%減の2兆1100億円から0.9%減の2兆1250億円へ上方修正した。海外たばこ事業の前提為替を変更し、医薬品事業を含めて150億円の改善要因となる。営業利益は5.6%減の5600億円から4.8%減の5650億円、純利益は金融損益の悪化を見込み4.7%減の4020億円を据え置いた。
コスト削減による改善が見られるが、修正後の営業利益は市場コンセンサスを下回っているようだ。フィリップ・モリスが過熱式たばこ「アイコス」の全国販売で先行しており、JTは2018年を目処としているだけで、追撃態勢も整っていない。
コスト削減による改善が見られるが、修正後の営業利益は市場コンセンサスを下回っているようだ。フィリップ・モリスが過熱式たばこ「アイコス」の全国販売で先行しており、JTは2018年を目処としているだけで、追撃態勢も整っていない。