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2023/11/15 08:42
(2802) 味の素 遺伝子治療薬の米企業を828億円で買収へ
味の素は、遺伝子治療薬の開発や製造受託(CDMO)事業を手掛ける米国の「フォージ・バイオロジクス・ホールディングス」を買収する。買収額は5億5400万ドル(約828億円)。味の素はCDMOを戦略事業の一つとして位置づけており、今回の買収でヘルスケア事業の成長を加速させる。
フォージ社は2020年設立でオハイオ州に本社を置く。遺伝子治療薬の開発や製造に必要な技術や設備を有しており、特にAAV(アデノ随伴ウイルス)ベクターを用いた遺伝子治療薬の開発に強みを持つ。AAVベクターは、現在承認されている遺伝子治療薬の75%で用いられている技術だ。
味の素は、独自の培養技術や細胞治療薬の開発・製造ノウハウを有しており、フォージ社の技術やノウハウを組み合わせることで、遺伝子治療薬の開発や製造の効率化を図る。また、フォージ社のAAVベクター技術を活用することで、希少疾患やがんなどの治療に貢献していく考えだ。味の素は、今回の買収により、遺伝子治療薬の開発・製造における世界トップクラスの地位を確立し、ヘルスケア事業の成長を加速させる。
フォージ社は2020年設立でオハイオ州に本社を置く。遺伝子治療薬の開発や製造に必要な技術や設備を有しており、特にAAV(アデノ随伴ウイルス)ベクターを用いた遺伝子治療薬の開発に強みを持つ。AAVベクターは、現在承認されている遺伝子治療薬の75%で用いられている技術だ。
味の素は、独自の培養技術や細胞治療薬の開発・製造ノウハウを有しており、フォージ社の技術やノウハウを組み合わせることで、遺伝子治療薬の開発や製造の効率化を図る。また、フォージ社のAAVベクター技術を活用することで、希少疾患やがんなどの治療に貢献していく考えだ。味の素は、今回の買収により、遺伝子治療薬の開発・製造における世界トップクラスの地位を確立し、ヘルスケア事業の成長を加速させる。