ｉＰａｄなどのタブレットを利用したクラウドＰＯＳレジ「スマレジ」で取引された累積取扱高が、2022年8月に5兆円を突破した。登録店舗数が11.5万店舗を超えており、サービス開始以降、スマレジを介して行われた会計の数は12.2億件以上となっている。取引された商品数は44.3億点を超え、スマレジの商品マスタに登録されている商品点数は4600万点以上となった。アパレルや食品小売を含む小売業の利用が42％を占め、飲食業、美容関連も首都圏から全国に拡がりを見せている。

複数店舗を展開する大手企業での導入が伸長し、2020年以降は、医療機関での会計業務に必要なレセプトコンピュータ（診療報酬明細書作成システム）との連携実績により、クリニックや薬局など医療関連事業での利用も増加した。2022年5月にはマルチ決済サービス「PAYGATE」の取り扱いもスタートしている。有料プランを利用している店舗は2万5742店舗となった。解約率は低水準で、顧客満足度はたかいようだ。