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2019/9/27 10:16
(4183) 三井化学 バイオポリプロピレンが、環境省の委託事業に採択
三井化学のバイオポリプロピレンが、環境省の「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」委託事業に採択された。ポリプロピレンは日本で生産されるプラスチックの2割を占める重要素材だが、植物を原料とするバイオマス化の難易度が高く、現在までに事業化レベルに達していない。
三井化学は非可食植物を主体とするバイオマス原料から発酵によりイソプロパノールを製造し、そこからプロピレンを得る世界初の製法で、安価なバイオポリプロピレン製造の事業化を目指す。化石資源由来の素材からバイオマス・生分解性プラスチック等の再生可能資源への転換を目指す脱炭素社会では、プラスチックの代替素材開発が重要な課題となっており、事業化すれば自動車部材、住宅、食品まで幅広い用途で使用されよう。
三井化学は非可食植物を主体とするバイオマス原料から発酵によりイソプロパノールを製造し、そこからプロピレンを得る世界初の製法で、安価なバイオポリプロピレン製造の事業化を目指す。化石資源由来の素材からバイオマス・生分解性プラスチック等の再生可能資源への転換を目指す脱炭素社会では、プラスチックの代替素材開発が重要な課題となっており、事業化すれば自動車部材、住宅、食品まで幅広い用途で使用されよう。