ドル高・円安方向に予想修正
ゴールドマン・サックスはドル・円相場の予想を引き上げた。3カ月後(1ドル=145円→155円、6カ後(1ドル=142円→150円)、12カ月後(1ドル=140円→145円)になると予測した。今後数カ月間は、穏やかなマクロリスク環境は徐々に円の重しとなるとしている。
日銀は、マイナス金利政策を解除したが、当面、緩和的な状態が続くことを示唆しており、FRBは今年3回の利下げを視野に入れている。ゴールドマン・サックスは、米国の利下げ期待が、安全資産としての円の魅力を高めると指摘している。