ＬＩＸＩＬは、廃プラスチックと廃木材を融合した新しい循環型素材「レビア」を開発した。「レビア」は、再資源化1が困難とされてきた複合プラスチックや海洋プラスチックをはじめ、ほぼすべての種類の廃プラスチックと、建築物の解体や補修などから生じる廃木材を融合した、循環型素材となっている。第1弾製品として、歩道・広場・公園・建築外構など幅広い用途に使用可能な舗装材「レビアペイブ」を発売する。

世界では、過去20年間で廃プラスチックの量は2倍以上に増加しており、廃プラスチックの大半が焼却や埋め立て処分され、リサイクルされているのはわずか9％となっている。国内では、「プラスチック資源循環促進法」が施行されても、廃プラスチックの多くは、焼却や埋め立て処分されている。「レビア」は、舗装材だけでなく、さまざまな用途への応用が可能で、世界的な廃プラスチック問題の解決に寄与する。