レナサイエンスは、2022年9月14日、AMEDの支援を得て、東北大学や順天堂大学、聖路加国際大学、レナサイエンス等で共同開発した新規医療機器シーズ「腹膜透析における非侵襲的腹膜観察を可能とするディスポーザブル極細内視鏡」がPMDAに薬事申請されたと発表した。

「腹膜透析における非侵襲的腹膜観察を可能とするディスポーザブル極細内視鏡」は、腹膜透析患者において、透析液を注入するために腹膜に留置されたチューブを通して挿入され、非侵襲的に腹膜内を観察できる極細内視鏡。現状では腹膜の状態を確認するためには開腹手術か腹膜鏡による観察しかないが、この製品を用いることで、腹腔内を非侵襲的に内視鏡を通して観察できることから、合併症の診断が容易となり、腹膜透析患者のQOLをさらに改善することが可能になるとしている。

レナサイエンスの株価は2.39％安の367円で推移している。