武田が開発している新型
コロナ治療薬「高度免疫グロブリン製剤」の第3相
臨床試験で、評価項目が達成できなかった。米国国立アレルギー・感染症研究所が、世界10カ国の600人を対象に、
レムデシビル治療に追加投与し、疾患進行のリスク低減を目標としていた。「高度免疫グロブリン製剤」は、新型
コロナ感染症から回復した健康な人々から提供された血液の液体成分である血漿から採取されたもので、血漿分画製剤で世界をリードする製薬会社がアライアンスで取り組んでいたが、今回の結果を受けてアライアンスの取り組みは終了する。