小野薬品工業は、米国カリオファーム社とXPO1阻害剤「Selinexor」及び第2世代XPO1阻害剤「KPT-8602」に関するライセンス契約を締結したと発表した。全ての腫瘍を対象に、日本、韓国、台湾、香港、ASEAN諸国で独占的に開発・商業化できる。

小野薬品工業はライセンス締結に伴い、カリオファーム社に契約一時金として25億円を支払い。開発の進捗に応じたマイルストン及び売上高に応じたマイルストンとして、総額191.5億円を支払う。

また、小野薬品テリトリィにおける両化合物の売上高に応じた2桁第の両立のロイヤリティをカリオファームに支払う。

「Selinexor」は癌細胞の増殖を阻害する。「KPT-8602」は抗腫瘍効果を発揮する。