注目銘柄
2019/4/5 12:19
(3382) セブン&アイ HD コンビニ24時間営業へ不透明感
前2月期の営業収益は12.5%増の6兆7912億円、営業利益は5.1%増の4115億円、純利益は12.1%増の2030億円となった。プライベートブランド商品である「セブンプレミアム」は積極的なリニューアルにより、売上は7.0%増の1兆4130億円となった。営業利益、純利益ともに過去最高となっている。海外コンビニ事業の営業収益が42.4%増の2兆8210億円と、伸びが著しい。
2020年2月期については、消費税増税の不透明感があり、営業収益は0.7%減の6兆7410億円、営業利益は2.0%増の4200億円、純利益は3.4%増の2100億円とした。一部オーナーの告発で時短営業実験を始めた3月以降は、株価は下落傾向にある。働き方改革といえば聞こえはいいが、店舗別にバラバラな時間設定をすると、配送にも多大な影響がある。働き手を確保出来ないごく一部の加盟店に留まれば良いが、大きな流れとなると、影響も大きくなる。業績予想では読めない不透明感がある。
永松新社長は現時点で24時間営業を短縮したいという要望が96店舗寄せられていると明らかにした。全店舗の比率にすると0.5%で、原則24時間営業は維持するが、柔軟に対応するようだ。またセルフレジを全店に導入し、負担も軽減する。セブン&アイ HDの株価は95円安の4129円。
2020年2月期については、消費税増税の不透明感があり、営業収益は0.7%減の6兆7410億円、営業利益は2.0%増の4200億円、純利益は3.4%増の2100億円とした。一部オーナーの告発で時短営業実験を始めた3月以降は、株価は下落傾向にある。働き方改革といえば聞こえはいいが、店舗別にバラバラな時間設定をすると、配送にも多大な影響がある。働き手を確保出来ないごく一部の加盟店に留まれば良いが、大きな流れとなると、影響も大きくなる。業績予想では読めない不透明感がある。
永松新社長は現時点で24時間営業を短縮したいという要望が96店舗寄せられていると明らかにした。全店舗の比率にすると0.5%で、原則24時間営業は維持するが、柔軟に対応するようだ。またセルフレジを全店に導入し、負担も軽減する。セブン&アイ HDの株価は95円安の4129円。