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2023/1/6 10:58
(4521) 科研製薬 スプルース社の希少疾病の日本における開発及び商業化に関するライセンス契約を締結
科研製薬は、米スプルース社が希少疾病の先天性副腎過形成症を対象に開発中の「チルダセルフォント」について、日本における開発及び商業化に関するライセンス契約を締結した。チルダセルフォントは新規の低分子の経口剤で、先天性副腎過形成症を対象とした第2相試験において、有効性と安全性を示唆する結果が得られており、現在後期第2相試験が実施されている。先天性副腎過形成症は、副腎皮質におけるステロイドホルモンの産生に関与する蛋白質が先天的に欠損することで生じる疾患で、副腎不全、男性化、低身長など様々な症状が引き起こされる難病。日本では「指定難病」に認定されている。
科研製薬は日本におけるチルダセルフォントの先天性副腎過形成症に対する治療剤としての独占的な開発及び販売の権利を取得し、スプルース社に対して契約一時金の1500万ドル(約20億円)を支払うとともに、開発及び販売マイルストンの達成により最大で6400万ドル(約85億円)、並びに売上に対する一定のロイヤルティを支払う。
科研製薬は日本におけるチルダセルフォントの先天性副腎過形成症に対する治療剤としての独占的な開発及び販売の権利を取得し、スプルース社に対して契約一時金の1500万ドル(約20億円)を支払うとともに、開発及び販売マイルストンの達成により最大で6400万ドル(約85億円)、並びに売上に対する一定のロイヤルティを支払う。