三井住友フィナンシャルグループは2022年3月期の純利益を6000億円から6700億円と11.6％上方修正した。与信関係費用の下振れを主因に増益となる見通し。年間配当も200円から210円に増配。発行済み株式総数の2.4％(3300万株)の自社株買いも発表した。取得価額は1000億円。取得期間は2021年11月15日から2022年11月11日まで。

また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の純利益は68.8％増の4560億円となった。与信関係費用で昨年度引き当てを計上した大口先を中心に戻入が発生し、大幅に減少したことなどが寄与した。

三井住友フィナンシャルグループの株価は0.94％高の3864円で推移している。