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2020/5/7 10:41
北里大が抗寄生虫薬の「イベルメクチン」を、新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認を目指す治験を開始することから人気化している。「イベルメクチン」は寄生虫が原因の熱帯感染症の特効薬で、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智氏が開発したもので、致死率は使わない場合の8.5%から1.4%に低下したという研究結果があり、人工呼吸器が必要な重症患者にも有効だった。国内では米アーバー社から科研製薬が独占販売の権利を取得している。
西村経財相は北里大を訪問し、大村智氏とも面談、研究開発支援の意向を示した。これまでに5億人以上に投与されたが、重篤な副作用は確認されておらず、治療薬としての期待が高まっている。軽症者にはアビガン、重症者にはレムデシベル、イベルメクチンという構図が期待される。
西村経財相は北里大を訪問し、大村智氏とも面談、研究開発支援の意向を示した。これまでに5億人以上に投与されたが、重篤な副作用は確認されておらず、治療薬としての期待が高まっている。軽症者にはアビガン、重症者にはレムデシベル、イベルメクチンという構図が期待される。