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2019/7/29 10:29
(8035) 東京エレクトロン 株価反落も下期回復シナリオを堅持
4-6月売上は26.8%減の2164億円、営業利益は41.2%減の425億円、純利益は42.8%減の318億円となった。中間期売上は29.1%減の4900億円、営業利益は51.5%減の850億円、純利益は53.4%減の630億円を据え置いており、なんとか射程距離と言える水準。半導体製造装置はデータセンター向け需要の減速で、DRAMやNAND型フラッシュメモリでメモリーメーカーによる調整局面にあるが、ロジック系半導体については次世代向けの設備投資が始まっており、今後回復基調へ向かうとの見方を示した。
半導体製造装置売上を国別に見ると、日本と中国は3四半期連続で減少、韓国が急速に落ち込んでいる。FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の売上は20.6%増の182億円となっており、スマホ向け中小型有機ELパネル、テレビ用大型液晶パネルともに年後半からの回復を想定している。通期売上は13.9%減の1兆1000億円、営業利益は29.2%減の2200億円、純利益は33.9%減の1640億円と、下期回復シナリオを崩していない。
半導体製造装置売上を国別に見ると、日本と中国は3四半期連続で減少、韓国が急速に落ち込んでいる。FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の売上は20.6%増の182億円となっており、スマホ向け中小型有機ELパネル、テレビ用大型液晶パネルともに年後半からの回復を想定している。通期売上は13.9%減の1兆1000億円、営業利益は29.2%減の2200億円、純利益は33.9%減の1640億円と、下期回復シナリオを崩していない。