日立は、NEDOや伊藤忠とインドで
太陽光発電活用のマイクログリッドシステムの実証実験を開始した。デリーとムンバイの間に、貨物専用
鉄道(円借款4500億円)を敷設し、民間主体でインフラを整備する「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想」の一環で、NEDOが34億円を予算化した。マイクログリッドシステムは、1メガワット規模の
太陽光発電システムとディーゼル発電機を組み合わせ、ニムラナ工業団地内の企業へ電力を安定供給する。インド政府は2022年までに
再生可能エネルギーを175ギガワット導入する目標を掲げており、日立は普及を促す。