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2021/11/25 10:52
(3407) 旭化成 25年から水素製造装置の受注を始め、製造する水素価格を現行の約3分の1へ引き下げ
旭化成は、福島県浪江町で21年3月7日に水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド」を開所し、10MW級大型アルカリ水電解システム(水素製造装置)を立ち上げ、水素の供給運転を開始している。20MWの太陽光発電と系統からの電力を使用し、10MWの水電解システムにより、年間最大900トン規模の水素を製造することが出来る。25年から水素製造装置の受注を始め、製造する水素価格を30年に1キログラム330円と、現行の約3分の1へ引き下げを目指す。
政府は、水素を新たな電源として位置付け、大規模で低コストな水素製造装置を実現する。2050年の温室効果ガス実質ゼロ化につながる革新的技術開発を後押しするため2兆円の基金を設けている。
政府は、水素を新たな電源として位置付け、大規模で低コストな水素製造装置を実現する。2050年の温室効果ガス実質ゼロ化につながる革新的技術開発を後押しするため2兆円の基金を設けている。