Ｊ－ＰＯＷＥＲと(9433)ＫＤＤＩは、全国のＪ－ＰＯＷＥＲ保有設備のうち、水力発電設備40カ所のドローン点検を実施する。ダム・配電線・建屋等の電力関連設備をドローンで撮影、三次元モデル化し、設備異常の自動検出や経年劣化状況の解析などを行う。Ｊ－ＰＯＷＥＲはドローン活用推進窓口を設置しており、火力発電・風力発電の電力設備のドローン点検への取組みを推進していく。

これまでに、風力発電設備の点検を自動航行機能を持つドローンで実施し、点検時間を従来の10分の1程度に短縮することに成功している。67基の風力発電設備を対象に自動航行機能を活用したドローンによるブレード点検は全て完了している。ドローン機体はＫＤＤＩと提携しているＶＡＩＯ子会社のＶＦＲ社製と見られる。