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    富士電機 パワー半導体事業の成長に期待
    富士電機の2021年3月期のパワー半導体を含む半導体セグメントの営業利益は177億円で、全体の36.4%を占めている。富士経済によると、パワー半導体の世界市場は2030年に2020年比44%増の4兆471億円に成長するとしている。EVや5G、再生可能エネルギー向けの需要が伸びる見通し。

    富士電機は中期経営計画で半導体事業にリソースを傾注させるとしており、2020年3月期から2024年3月期の5年間で1200億円の設備投資を行い、営業利益220億円を目指している。パワー半導体の世界市場拡大と、利益の寄与度が大きいことから、今後の成長に期待したい。

    また、2021年8月には、2023年3月期に設備投資で約400億円を追加投資すると報じられた。EVや再生可能エネルギー発電向けの需要が伸びていることから、生産能力を増強するもよう。計画の営業利益220億円よりさらに成長することが期待される。


    ■富士電機の半導体事業の営業利益目標と実績

    2019年3月期 156億円
    2020年3月期 97億円
    2021年3月期 176億円 *進捗率は80%
    2022年3月期 216億円 *計画
    2023年3月期      *追加で400億円投資
    2024年3月期 220億円 *目標

株式情報更新 (11月23日)


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