東海カーボンは電気炉による製鋼でスクラップを溶かして鉄に
リサイクルするときに必要な中心的素材である
黒鉛電極事業が主力。経常利益は2017年が128億円、2018年が752億円、2019年が529億円、2020年が62億円で推移した。
2021年12月期の経常利益を169.9%増の169億円を計画する。中期経営計画であるT-2023の発表を2021年5月に予定。脱
炭素やウィズ
コロナの支店も勘案した戦略を策定し、事業ポートフォリオの再構築を図り、改めて事業の選択と集中に取り組むとしている。また、
黒鉛電極、カーボンブラックなど主力事業の採算改善や成長軌道への回帰も大きな課題としている。