SEMIによると7-9月の世界
半導体製造装置販売額は前年同期比30%増の193億8000万ドル(約2兆円)となった。4-6月の実績を178億ドル上回り、過去最高を更新した。この状況で東京エレクトロンの常石会長が、21年3月期から3年間の研究開発費を「4000億円以上に積み増す」と報じられている。20年3月期までの3年間の3313億円を上回る積極投資だが、5Gインフラ投資の活発化や、自動車向け
半導体の回復、DRAM投資の回復など、好条件が整う。23年度までは市場規模がさらに拡大するとの、強気見通しを立てている。