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2021/2/4 21:04
(7731) ニコン 4-12月は赤字幅が縮小 映像事業や精機事業を中心に改善見通し
ニコンは2021年1月に通期営業利益を▲750億円から▲650億円に上方修正した。従来は新型コロナウイルスによる全世界的な市況悪化の影響が期末まで継続すると想定。FPD・半導体関連分野の設備投資は堅調に推移すると見込まれる一方、海外への渡航制限や2021年3月期は半導体装置の需要が端境期であることが影響する見通しとしていたが、映像事業や精機事業を中心に業績改善傾向が継続する見通しに変更した。
2021年3月期の営業利益推移は4-6月が▲205億円、4-9月が▲466億円、4-12月が▲367億円で4-12月期に赤字が縮小した。デジタルカメラは市場縮小傾向が継続し、販売台数が減少。FPD露光装置は渡航制限などの影響で据付装置が限定的だったが、中小型パネル用・大型パネル用などが堅調に推移。半導体露光装置は主要顧客の投資一巡で販売台数が減少していたが、設備投資が回復基調に転じた。
2021年3月期の営業利益推移は4-6月が▲205億円、4-9月が▲466億円、4-12月が▲367億円で4-12月期に赤字が縮小した。デジタルカメラは市場縮小傾向が継続し、販売台数が減少。FPD露光装置は渡航制限などの影響で据付装置が限定的だったが、中小型パネル用・大型パネル用などが堅調に推移。半導体露光装置は主要顧客の投資一巡で販売台数が減少していたが、設備投資が回復基調に転じた。