日立製作所は通期調整後営業利益を3720億円から4000億円と7.5%上方修正した。ITや
鉄道・ビルシステムなどのモビリティの見通しを引き上げた。
2021年3月期第2四半期(4-9月)の調整後営業利益は39.2%減の1807億円となった。新型
コロナウイルスによる世界的な市況悪化や需要減少で事業環境は厳しいものの、ITが業績をけん引した。
主なセグメント別調整後営業利益は、ITが0.9%減の1080億円、
鉄道やビルシステムなどのモビリティが3%増の398億円、日立建機が77%減の104億円となった。
日立製作所の株価は95円安の3547円で推移している。