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    5Gで光ファイバーの需要が拡大へ
    2020年頃に5Gが導入される予定で、関連企業に商機が広がっている。5Gはデータの伝送速度が現行の4Gの100倍以上で、大容量通信に滴した光ファイバーの需要が拡大する見通し。また、2020年以降には世界的に光ファイバーの需要が伸びる見込みだという。

    5Gでは、全国の基地局部品やサーバー、専用システムなどへの設備投資が2019年度にも開始される。基地局建設などの設備投資で第1幕、インフラが整えば様々なサービスが注目される第2幕となる。

    政府は官民で光ファイバーの能力を高める研究や技術開発に着手。総務省が所管する情報通信研究機構(NICT)が光ファイバーの基礎技術研究を進める。民間とも連携し、数年内に大容量のデータ送信技術にめどをつける。

    (4603)信越化学工業は、光ファイバーの主要材料を増産。180億円を投資し、日本では鹿島工場に新しい工場建屋を2018年に増設。2019年の稼働を目指し中国子会社の生産能力も倍増する。

    (5801)古河電気工業は、最大100億円を投資し、光ファイバー製造拠点を増強。2018年度までに生産能力を2割増やす計画。


    光ファイバー関連株」としては
    4603 信越化学工業
    5202 日本板硝子
    5801 古河電気工業
    5802 住友電気工業
    5803 フジクラ

    などが注目される。

株式情報更新 (11月23日)


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